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2014/2/23(日)の卒業演奏会に向けて練習を頑張っています! ぜひ聞きに来てくださいね。 ここでは日々の練習風景を更新して載せていきます。
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    吹奏楽とオケの違い【活動目標編】

    前回は当団打楽器奏者がティンパニーの魅力をアツく語ってくれました。今日は当団金管奏者からお届けします。というものの、楽器のお話ではありません。あしからず。

    卒業演奏会もいよいよ来週に迫ってきました。練習もラストスパートに入っています。そんな中で、やっぱり今回も音楽づくりは大変で…
    どうしてこんなにも大変なのか、その1つの理由である「目標設定」という面で体験を基に書いてみようと思います。
    前回の記事同様、これから吹奏楽からオーケストラの世界に入ろうかと考えている中高生の方にも参考にしていただけたらと嬉しいです。

    私は中学1年生の時フレンチホルンを始めて、吹奏楽部に所属していました。高校でも吹奏楽を続けて、吹奏楽コンクール全国大会での賞を目指しておりました。

    そんな「吹奏楽漬け」の日々から、大学で飛び込んだ「オーケストラ」の世界。今でもその浮気は継続中です。

    当団の管楽器奏者や打楽器奏者、コントラバス奏者の中には、私のように吹奏楽を経てオーケストラに入った団員がかなりおります。一般にもそのような転換をした方がたくさんおられると思いますし、今春から高校や大学の新1年生となる学生の中でも、そういった環境変化を経る方がたくさんいらっしゃるでしょう。


    私自身オーケストラに入った当初は、ドヴォルザークだのブラームスだのシベリウスだの、吹奏楽からするとあまり馴染みのない作曲家の名前に、正直「誰だよ」といった感じでした。その分、吹奏楽上がりの連中で、吹奏楽コンクールの課題曲やミュージックエイトの話などで盛り上がったりするわけですが。

    しかしながら、そういった作曲家や時代、音楽内容の差異にも増して、私が2種類を経験して強く感じるのは「活動のあり方」の違いです。

    吹奏楽部員でいたころはある意味、ただひたすら「コンクール金賞」「全国大会出場」といった分かりやすい目標に向かっていれば済みました(定期演奏会や校内外の演奏ももちろん頑張りましたが)。学校によって差はありますが、ほとんどの学校でコンクールやコンテストでの目標を掲げていると思います。採点や審査を受け、他校との競争という側面もあるので、目標設定や達成できたかどうかが明確です。受賞履歴なら、実績をアピールするのも比較的楽なんですね。

    しかし、私たちのようなアマチュアオーケストラ活動では、なかなかそのようにはいきません。演奏への評価や実績は聴いていただいた人の感想や反響、拍手の大きさ、演奏後アンケートで量るしかありません。
    賞を取るわけでもない、プロのように演奏で収益や報酬を得るわけでもない。そういうわけで、どういうことを目的にして、何のために演奏活動に臨むのか、団員それぞれが持ち合わせているもの目標を統一することが中高での部活動に比べて難しいと感じています。

    「自分たちが楽しめる演奏をする」「お客さまを自分たちの音楽で感動させる」…。そんな目標はよく立てられますが、そういったことも基準がなかなか見出せないものです。
    団員ごとの活動への考え方や実力によって目指すべき完成度も違います。感動を届けられる演奏というものも、アマチュアである我々にとってどういうものなのかビジョンを描く必要があります。
    そういった「目標」の曖昧さが、ひいては選曲や練習時間、活動の内容、厳しさ、広報や宣伝の方向性にまで関わってくるのです。それを自分たちで問うたり、統一したりすることが、アマチュアとしての音楽活動の難しさの1つではないでしょうか。

    私の知り合いの中には、アマチュア音楽ながら、明確な目標を掲げて頑張っている方もたくさんいます。例えば介護施設訪問を活動の軸に据えて「高齢者の方にライブ音楽を直に楽しんでもらう」だったり、例えば海外途上国の学校に赴いて「教育が十分でない子どもたちに音楽教育を届ける」だったり。こういった目標のもと音楽を頑張っているエネルギーはすごいものがありますし、魅力的で尊敬できる方ばかりです。


    純粋にクラシック音楽に向き合い、スタンダードな演奏会を開催している当団。そのような目標の難しさの中で今回の卒業演奏会では「感謝」ということを目標キーワードの1つとして挙げました。
    これまでの活動をいろいろな面から支えてくれた、家族、友人、田中一嘉先生はじめ指揮者やトレーナーの先生方、 OBOGの方、大学職員の方、そして一緒に演奏してきた後輩や4年生同士に、演奏を通じて感謝の気持ちをどのように表現するか考えてきました。「感謝」というキーワードから、選曲や練習、宣伝など運営や方向性を4年生皆で組み立てています。

    そのような思いで取り組んでいる卒業演奏会。その集大成がどのような演奏としてお届けできるか、感謝をお伝えしたい方々だけでなく、これから吹奏楽やオーケストラに入ろうかと思っている高校3年生のような学生の方々にも聴きにいらしていただければ、大変うれしく思います。


    皆さまのご来場をお待ちしています。

    ▽立教大学交響楽団卒演特設 HP
    http://rikkyoorch.ongaeshi.biz


    ◆立教大学交響楽団◆
    2013年度卒業記念演奏会
    日時 :2014年2 月23日 (日) 13:00 開場 14:00開演 (12:30 ~チケット引き換え開始 )
    場所 :新宿文化センター大ホール
    曲目 : ビゼー 交響曲 ベートーヴェン 交響曲第 7番
    指揮 :田中一嘉 チケット : S席( 指定席 ) 500円 A 席(自由席 ) 無料
    ※ A席( 自由席 )は入場券不要です。当日、直接会場にお越しください。
    【お問い合わせ】 rikkyo.sotsuen@gmail.com
    ※上記 Eメールアドレスではチケットの予約・販売はいたしません。

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